だいぶ時期を逃した感があるが、今年もScalaMatsuriに参加したので振り返り。
3月16日 Training Day
しれっとこの日の事は書かなくてもいいかとも思ったけど、一応。将軍スポンサーの企業に勤めているという縁で、CTO座談会なるイベントに場違いながらも登壇する事になった。
やるからには会を成立させないとな…と思いつつもあんな感じで良かったのかは未だに分からない。
事前に質問があり40分の挙手制だったので
「おっ、全員一巡したからそろそろ手を挙げるか」
「あと5分の札が上がったからここから発言するのは控えておくか」などと余計な事を考えているうちに
あっという間に終了してしまった。
40分は短い。
話の中で「Scalaを始めた頃、分からない事をTwitteで呟いていたらどこからともなく現れてスッとコードだけ置いて去っていく人がいて、
そういう人たちに助けられて今Scala開発者としてやっていられる」というような事を発言したんだけど、
あれはいち個人としてはScalaMatsuriのような場で言いたかった本心ながらも、Option と sequence でどうやんだこれ →
— Yuli Inoue (@iyunoriue) 2018年3月16日
どこからともなく人が表れて、さっとコードだけ残して去っていく
カッコイイー! #ScalaMatsuri
皆さんチケット代払って各社CTO的な立場の人の話を聞きに来ているはずなのにこういう話が求められているのかな、とか
終わってからも色々と思い返したりしていた。
隣に座ったPaidyの和泉さんが"ザ・CTO"な感じの方のようにお見受けして、
ああいうタイプの人が揃っていればもっと整った会になったんじゃないだろうか。
(整っていない会にも整っていないなりの良さはある、と思いたい)
あと、事前に社の人に「何かアピールしたい事があれば代わりに言ってきますよ」と意見を募ったところいくつかもらえたのだが、
結局ほとんど反映できず申し訳なく思っている。

ここで代わりに言っておこう。"停滞は死" との事。
3月17日 カンファレンス
カンファレンス中はあまり発表は見ずにだいたい自社ブースにいた。お馴染みの人、久し振りの人、初めましての人とワイワイやれて楽しかった。
お相手してくださった方々、ありがとうございます。
懇親会ではLTをさせてもらった。
この時の様子は宴スポンサーのオプトさんのブログでも紹介していただいている。
3月18日 アンカンファレンス
参加しなかったが、Twitterハッシュタグなどを追っていると組織作りや採用に関する密会!?があったようで、どういう話が展開されていたのか結構気になる。
やっぱり行っておけばよかったかな。
エンジニア組織作り秘密会議、秘密会議なのに超満員になってる。 #scalamatsuri #sm_f pic.twitter.com/BNNbTGiWpV
— Yuta Okamoto (@okapies) 2018年3月18日
#sm_f は教育に続いて採用の話。誰かが転職したいとか言い出した途端に中央に引き出されてセリが始まりそうな殺伐とした雰囲気に包まれている。 #ScalaMatsuri pic.twitter.com/s9iHMtDqvN
— Yuta Okamoto (@okapies) 2018年3月18日
後日談
懇親会LTで発表したscalikejdbc-athenaのリポジトリにMaven Repositoryに上げないのか?というissueが立ち、ありがたく感じながらも大慌てで Maven Central Repository への publish のやり方を調べて公開した。
issueを立てられたタイミング的にLTの翌々日だったが、ScalaMatsuri参加者かどうかは定かではない。I released scalikejdbc-athena 0.1.0, this is my first library which is published to the Maven Central Repository! 🎉https://t.co/TPYQdiFYPa
— ザネリ🤯 (@so_zaneli) 2018年3月20日
多分違いそう。
実は社内ではLTの前から使っていたが、
(project in file(".")).dependsOn(RootProject(uri("git://github.com/zaneli/scalikejdbc-athena.git#00656f4")))
と直接リポジトリURLを指定していて
公開するかどうするか扱いに迷っていたのだけれど、
Maven Central 公開後、社内のプロジェクトでも
libraryDependencies
に指定するように変更した。これを機に使ってくれる人が増えたり、フィードバックをもらえたりすると嬉しく思う。