一昨年、去年に続き、今年もScala関西Summitに行ってきた。

オープニング


Non-Functional Programming in Scala

Scalaのエンジニアの裾野を広げる事を意識したお話。
テーマとして対をなす(!?)「Scala の Functional Programming を支える技術」は生憎聞けなかったのだが、
どのように話が展開したのだろうか…。

What Dotty fixes

現行のコンパイラの一見直感的ではない挙動について、知らなかった事を色々と聞けた。

昼食


Reladomo in Scala

セッション中にreladomo-scalaをOSS公開する、ライブ感溢れるものだった。
後述のエフコードさんもそうだけど、この日に合わせて各社色々仕込んでいるんだなぁ。

「Scale with Scala」の道程

ちょうど前日にこのニュースが出ていて、エフコードさんの注目度は高かったんじゃないかな。
セッション後、話題になっていた「Null消し」もいただいた。

ScalaとKotlinを業務で使ってみた

言語使用の比較というよりは、両方の言語を業務で使った感想を主眼に置いたもので、
現場の生の声感があってよかった。

scalafmt vs scalariform

ちょうど自社でも、現状scalariformを使っているのをscalafmtに置き換えるかどうか、
という話が出ていたので参考になった。
ちなみにセッション中は「すからふぉーまっと」と呼ばれていました。

懇親会

3分間LTをしたけど、時間切れで最後のScalaコードの説明をほぼすっ飛ばす醜態を晒してしまった…。
前提のシステム構成とか長々と話さなくてよかったですね。
要約するとjava.net.URIのコンストラクタに渡すとURISyntaxExceptionが発生する謎のURLがあって、
それをScalaのパーサコンビネータで何とかしました、という話でした。
あんまり自分から積極的に人に話しかけるほうではないんだけど、
LTネタがフックになってか色んな人と話ができてよかった。
しかし時間配分はちゃんと事前に把握しておきましょう。はい、すいませんでした。

二次会・三次会

チーム開発の試みや問題への取り組み、各社色々試行錯誤しているようだけど、
なかなかそれぞれの中の人がどのように考えているか知る場がなかったので
こういう話ができたのはいい機会だった。

総じて楽しい会だった。
年々パワーアップしているScala関西Summit、来年もあればまた参加したい。
スタッフ・登壇者・参加者の皆様、ありがとうございました。

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